夏の暑い季節には、さわやかでおいしい飲み物が欠かせません。
そこで、今回は当店で人気の麦茶である「天神麦茶」をご紹介します。
現在、スーパーでは便利なペットボトルの麦茶や簡単に煮出せる粉末状の麦茶パックが数多く販売されています。しかし、私たちが扱う「天神麦茶」は、普通の麦茶とは異なります。
「天神麦茶」は国産のはだか麦を使用しており、粉末ではなく丸粒の形状であることにこだわっています。そして、昔ながらの手作業で焙煎しているため、その風味が一層深く、格別の味わいが楽しめます。どこか懐かしさがあり、香ばしい風味とすっきりした飲みごたえが特徴の本物の麦茶です!
次の章から、「天神麦茶」の魅力や製造に対するこだわり、そして簡単な作り方についてご紹介します。リフレッシュ効果抜群の本物の麦茶で、この夏をより楽しみましょう!
「天神麦茶」という名前の起源は、愛媛県東温市という地域と密接に関連しています。この市の一部は「天神地区」とも呼ばれ、その名前は学問の神様、菅原道真から由来します。彼は天神として広く知られ、この地区では彼を讃える天満神社があります。そのため、この地区で栽培されるはだか麦から作る麦茶という意味で、「天神麦茶」と名付けました。
夏にぴったりの麦茶は、香ばしさとすっきりとした甘みが特徴。そして、ご存知でしたか?麦茶はおいしいだけでなく、意外な健康効果があります。
抗酸化作用:麦茶のポリフェノールは、体内の活性酸素と反応して抗酸化作用を発揮します。
利尿作用:麦茶は利尿作用があり、適度な水分排出を促します。
ノンカフェイン:麦茶はノンカフェインであり、妊婦や授乳中の方にも安心して飲めます。
これらの健康効果により、麦茶は体内のバランスを整え、健康な暮らしをサポートしてくれるのです。それでは次に、私たちの「天神麦茶」がどうしておいしいのか、その理由を明らかにしましょう。
おいしい麦茶作りには、はだか麦の栽培にこだわることが重要です。
農薬や化学肥料の使用を極力控え、環境への負担を軽減しながら、安心安全なはだか麦を育てています。
焙煎にも特別なこだわりがあります。
熟練の職人がその日の気温や湿度、はだか麦の状態を見極めながら、丁寧に手作業で焙煎を行います。この手間ひまをかけた焙煎こそが、美しい粒の輝きを生み出し、深い味わいの麦茶に仕上げるのです。
農薬と化学肥料を最小限に抑えた栽培と熟練の焙煎が、風味や香りを最大限に引き出します。ぜひ、私たちのこだわりの「天神麦茶」を試してみてください。心地よい香りと深みのある味わいが、心と体をリフレッシュさせてくれます。
麦茶は、自宅で手軽に作ることができます。基本的な手順と二つの方法をご紹介します。
お茶パックにはだか麦を入れる:
1リットルの水につき、大さじ3杯分のはだか麦をお茶パックに入れます。2リットルの場合は、大さじ5杯ほどを目安にしてください。
1リットルの水を沸騰させ、やかんにお茶パックを入れます。その後、火をとろ火にして、10〜15分程度煮出します。火を止めてから約15分待ち、お茶パックを取り出して完成です。
2リットルの水を沸騰させて、耐熱容器にお茶パックを入れます。お茶パックを入れたまま、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やしましょう。簡単に作ることができ、2番茶や3番茶まで活用できるのでおすすめです。ちなみに、使用済のはだか麦はクッキーやお味噌汁、スープなどにも利用ができます。
麦茶には1・2・3番茶と呼ばれる抽出段階があります。(左から、1・2・3番茶)1番茶は香りが一番強く、味わいも濃厚で色も濃いです。3番茶以降は徐々に薄くなります。お好みの香りや味わいに合わせて、抽出時間やはだか麦の量を調節してみてください。
二つの方法をご紹介しましたが、おおよその目分量で自己流でもおいしい麦茶ができます。それが、「天神麦茶」の特徴なので、ご自由にお楽しみください!
夏の季節には、麦茶が健康とリフレッシュに役立つことをご紹介しました。
香り高く焙煎されたはだか粒から抽出される、爽やかな甘みが際立つ「天神麦茶」をぜひ試してみてください。一度口にすれば、その風味と美味しさが心に残る、私たち石川商店が自信を持ってお届けする一品です。
この記事を書いた人
石川 和明
1989年生まれ。石川家三男。Hawaii Pacific Universityを卒業後、IT系人材会社に入社。約10年の人事コンサルティング経験を経て、石川商店へ戻る。精米、企画、営業などを担当。お米と雑穀、仕事大好き人間の一児の父。三ツ星お米マイスター、お米ソムリエ、ごはんソムリエ、雑穀エキスパート、雑穀調合士、千葉県農薬管理指導士。累計炊飯実験数:3,000回以上。
1989年生まれ。石川家三男。Hawaii Pacific Universityを卒業後、IT系人材会社に入社。約10年の人事コンサルティング経験を経て、石川商店へ戻る。精米、企画、営業などを担当。お米と雑穀、仕事大好き人間の一児の父。三ツ星お米マイスター、お米ソムリエ、ごはんソムリエ、雑穀エキスパート、雑穀調合士、千葉県農薬管理指導士。累計炊飯実験数:3,000回以上。