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0歳児から食べられる国産雑穀ブレンド

テーマ: 推しの逸品 想いが詰まった雑穀選び

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0歳児から食べられる雑穀ブレンドとして、「Baby millet(ベイビーミレット)」を商品化しました。

milletとは、小さな雑穀という意味。

赤ちゃん向けに、赤ちゃんのような小さな雑穀をブレンドして、「Baby millet」と名付けています。

食べ方は簡単。白米1合に対して、「Baby millet」を大さじ2杯入れて、炊飯するだけ。

本記事では、商品開発の経緯、データに基づいた安全性などをご紹介します。

商品開発のきっかけ

私事で恐縮ですが、2023年に第一子が誕生したことがきっかけです。

生後5か月になり、離乳食として白米がゆを食べさせたときのこと。

安心安全で、おいしいおかゆを食べてもらいたいと思い、無農薬の白米を使っていましたが、どうも食べにくそうにしていました。

初めて食べるからなのか、10倍がゆで味が薄いからなのか、食べさせても「ぶぶー!」と吐き出していたのです。

そこで、雑穀を混ぜたおかゆなら、どのような反応をするのか気になり、実験的に与えてみたところ、驚くことに吐き出すことがピタッと無くなりました。

なぜ、食べられるようになったかというと、雑穀を混ぜることで、五感を刺激できたからだと考えています。

雑穀を混ぜることで、うま味成分のグルタミン酸増加による食味向上(味覚)、ほのかな穀物の香り(嗅覚)、ふんわり食感(触覚)、淡い色味(視覚)、もちもちとした咀嚼音(聴覚)が加わり、五感が刺激され、おいしいと判断したのではないでしょうか。

実際に、お取引先の保育園の給食で白ごはんから雑穀ごはんに変更したところ、ごはんを残す園児がいなくなった実績もありますので、今回、赤ちゃんを始めとした子供でも安心して食べられる雑穀ブレンドを作成しようと決意しました。

その後、栄養学、公衆衛生学、免疫・アレルギー学に関連する専門書を読み進め、それらのデータを根拠として雑穀の種類を決め、調合することで「Baby millet」の商品化に至ります。

特徴は以下3点。

1.赤ちゃんに大切な栄養素を摂取できる
2.噛む咀嚼と飲み込む嚥下の練習につながる 
3.農薬不使用&グルテンフリーで安心安全

上記詳細は、以下商品ページに記載していますので、気になる方はこちらをご確認ください。

「Baby millet(ベイビーミレット) 300g」

次の章では、消費者庁が発行する食物アレルギーに関するエビデンスを基にした安全性についてお話します。

雑穀と食物アレルギーの関係

離乳食期に白米の10倍がゆを与えるのは、日本特有であるということをご存じですか?

アメリカやヨーロッパでは、離乳食に雑穀(オーツ麦、大麦、キヌア、アマランサス、もちあわ、ひえ、もちきび)や野菜から始める国がほとんどで、お米から始める国はありません。

ハーバード大学公衆衛生大学院の栄養学講座でも、離乳食には「全粒穀物」を進めているくらい、世界の一般はお米ではなく、雑穀になります。

それでは、なぜ日本だけ離乳食を白米から始めているかというと、日本人は白米に対して食物アレルギーを起こしにくいことがわかっているからです。

ちなみに、厚生労働省のアレルギー情報サイトによると食物アレルギーは以下の定義になります。

食物アレルギーとは
摂取した食物が原因となり免疫学的機序(体を守る働きを免疫)を介してじん麻疹・湿疹・下痢・咳・ゼーゼーなどの症状が起こることを食物アレルギーといいます。アレルギーは「過敏症」と訳されますが免疫反応の一つであり、われわれの体にとっての異物を排出するための一つのメカニズムです。したがって我々がアレルギーを起こす対象は主に人間以外の動植物由来のたんぱく質がほとんどです。

雑穀のたんぱく質は白米よりも多いですが、雑穀は食物アレルギーを引き起こしにくいことが以下の表を見てわかります。(即時型食物アレルギーとは、原因となる食べ物を食べて主に2時間以内に症状が出るもの)

消費者庁のデータだと、雑穀として唯一登場するのが、大麦となり、その発症率は0.15%。

「Baby millet」に使用している雑穀は、「もちあわ、ひえ、もちきび、アマランサス」となり、データ上では登場しません。

そのため、「もちあわ、ひえ、もちきび、アマランサス」の食物アレルギー発症率は米よりも少ない0.1%以下となり、安心安全性が高いと考え、それらの雑穀を「Baby millet」に使用しています。

雑穀が食物アレルギーの原因物質になりにくいということがわかってきたと思いますが、次は離乳食として雑穀を食べさせていいかどうかを説明していきます。

乳児期のアレルギー発症数と原因物質

厚生労働省によると、食物アレルギーは1才未満の乳児期に最も多く発症します。年齢とともに耐性を獲得し、自然とよくなることがほとんどで、1歳時に食物アレルギーと診断されてもそのうちの9割の人は小学校入学までに自然に病状が治まるとのことです。

ただ、残りの1割の患者の中には一生、卵が食べられず、牛乳も飲めない人もいることも事実となります。

以下の表は、年齢ごとの初発例の原因物質(5%以上の頻度)をまとめたものです。

表を見てのとおり、年齢ごとに食物アレルギーの原因物質は大きく異なります。0歳児においては、鶏卵、牛乳、小麦が96.1%を占めています。どの年代にも雑穀は登場しないことに加えて、統計上、雑穀は食物アレルギーの発症頻度が低いため、安心して離乳食として食べさせることができると考えています。

以上が、栄養学、公衆衛生学、免疫・アレルギー学を基に導き出した個人的な結論になります。ただ、筆者はそれらの領域の専門家ではなく、あくまでもお米と雑穀の専門家ですので、安心安全性を保証するものではありません。現時点で、食物アレルギーを持つ方は、使用前に医師に相談したうえで、ご使用をお願いします。

もし、食物アレルギーがなく、0歳児から雑穀で健康習慣を付けたいのであれば、自信を持ってご紹介できますので、ぜひ一度お試しいただければ幸いです。

最後に、本記事を記事を作成するにあたり参考にした文献を記載しますので、ご興味がありましたらご一読くださいませ。

参考文献:
・佐々木敏のデータ栄養学のすすめ
・小児科医がすすめる最高の子育て食
・医師が教える子供の食事50の基本
・世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
・文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)
・厚生労働省 アレルギーポータル 食物アレルギー
・厚生労働省 授乳離乳の支援ガイド
・消費者庁 食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業 報告書 
・ハーバード公衆衛生大学院 健康的な食事プレート



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この記事を書いた人

石川 和明

1989年生まれ。石川家三男。Hawaii Pacific Universityを卒業後、IT系人材会社に入社。約10年の人事コンサルティング経験を経て、石川商店へ戻る。精米、企画、営業などを担当。お米と雑穀、仕事大好き人間の一児の父。三ツ星お米マイスター、お米ソムリエ、ごはんソムリエ、雑穀エキスパート、雑穀調合士、千葉県農薬管理指導士。

1989年生まれ。石川家三男。Hawaii Pacific Universityを卒業後、IT系人材会社に入社。約10年の人事コンサルティング経験を経て、石川商店へ戻る。精米、企画、営業などを担当。お米と雑穀、仕事大好き人間の一児の父。三ツ星お米マイスター、お米ソムリエ、ごはんソムリエ、雑穀エキスパート、雑穀調合士、千葉県農薬管理指導士。

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