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石川商店のお米ソムリエ・食味鑑定士がプロの視点で評価
千葉県長生村
南部アイガモ農法研究会
千葉県長生村で農薬を使わず、アイガモ農法で作られたお米。自然循環型で安心・安全な栽培方法のため、子どもからお年寄りまで幅広い人気のお米です。
こちらのお米は、栽培期間中農薬不使用の栽培方法で育てております。
生産量日本一。コシヒカリの発祥は福井県。「病気に強い品種」と「品質と食味に優れ、収量が多い品種」をかけ合わせて生まれた品種。名前の由来は「越国(コシのくに:北陸地方)に光(ヒカリ)輝く米になるように」という願いを込められています。
農薬を使用せずにアイガモを活用した農法のため、アイガモ農法コシヒカリと命名しています。
当店の玄米は、おいしさを最大限に引き出すため、他社ではやらない玄米の調整を行っています。玄米を手間暇かけて丁寧に選別することで、不純物と不良品を徹底除去し、まるで宝石のように輝く状態に仕上げています。この調整により、より深い味わいと香りをご堪能いただけます。
お米の精米度合いによって、食感や味わいが大きく異なります。3分づきは粒がしっかりとしており、心地よい歯ごたえと共に、独特の香りと栄養価が高いのが特徴です。一方、7分づきはふっくらとした食感と滑らかな口当たりがあり、玄米が苦手な方でも食べやすいです。当店では、このようにお米の精米度合いにこだわり、おいしく、健康的な分づき米を提供しています。
当店の分づき米は、人の手でふるいにかけて余計な粉を取り除いています。玄米に付着している粉は、不快な粘りや臭気を生み出し、舌ざわりも悪くしてしまいます。また、炊き上がりのツヤもなくしてしまうため、見た目にも影響が出ます。こうした問題を解消するため、専門スタッフが分づき米をふるいにかけて、付着している粉を取り除きます。それにより、より風味豊かで粘りのある、美味しいご飯をお楽しみいただけます。
【ご注文前にご確認ください】
・精米時の気温や湿度により、若干の分づき度合いのばらつきがあります。
・色彩選別済みの玄米を分づき精米しておりますが、まれに黒い点のあるお米が混じることがありますが、品質には問題ありませんのでご安心ください。
・玄米5kgを分づき精米するため、内容量は若干減少します。
・機械の調整やふるい選別の工程を経るため、分づき手数料を含んだお値段になります。
【注意事項】
・虫の発生を防ぐため、高温多湿を避けて冷蔵庫や冷暗所に保存してください。
食べきる目安は、夏は1ヶ月、冬は2ヶ月です。
・鮮度を保ち、おいしく食べていただくために、重量は最大で10kgまでとなります。
お米の主成分は糖質(多糖類)のデンプンです。デンプンはブドウ糖が約1,000個ほど結合した一直線のアミロースと、ブドウ糖が10,000個ほど結合して枝分かれしたアミロペクチンで構成されます。
このデンプンは炊飯前と後では、状態が変化します。
生米の状態のデンプンは、生デンプン(βデンプン)と呼ばれ、アミロースとアミロペクチンが整列して高密度で並んでいるため、消化酵素の作用を受けにくく、消化しにくい状態です。そのため、生米を食べると栄養が消化・吸収されない上、お腹を壊します。
一方、炊飯後のデンプンは、糊化デンプン(αデンプン)と呼ばれ、アミロースとアミロペクチンが炊飯過程の水と熱の影響で、密だった構造がほぐれてやわらかく、粘りのある状態になります。そのため、ご飯は、消化酵素の作用を受けやすく、消化・吸収がしやすくなります。
糊化デンプン(αデンプン)になったご飯を放置すると、温度が低下して水と熱でやわらかくなったアミロースとアミロペクチンが老化して硬くなってしまい、生デンプン(βデンプン)の状態に戻ろうとします。これが、時間経過とともにご飯の食感がカピカピになる原因とされます。
こういったデンプンの性質を考慮すると、ご飯は冷蔵庫で緩やかに冷やすのではなく、冷凍庫で急速に冷凍した方が糊化デンプン(αデンプン)を維持することができるので、解凍後も美味しいご飯として食べることができます。
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